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【湯河原惣湯】日帰り温泉体験感想ブログ|玄関テラス・惣湯テラス・万葉公園での楽しみ方とは?

惣湯・湯河原・貸切温泉・ランチ・日帰り温泉一人旅の体験レポート
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湯河原・惣湯 Books and Retreat の惣湯テラスでお食事&貸切風呂を体験しました!

神奈川県の湯河原町に、2021年8月31に改装新設オープンした【湯河原惣湯Books and Retreat】で、お食事と貸切風呂を体験しました。

神奈川の奥座敷に佇む、隠れ家「Retreat(リトリート)」の体験模様を、当温泉ブログで徹底解説します。

お得旅の調査&比較Webライター

湯河原が大好きな神奈川県民・温泉おたく・元ツアコン、どこよりも詳しい体験レポートです。

湯河原・惣湯Books and Retreat敷地内への入口を撮影した写真
湯河原・惣湯Books and Retreat敷地内への入口

惣湯テラスのお食事は、月替りの御献立。旬の食材がギュッと凝縮された季節の恵みを、たっぷり頂きました。

惣湯テラス・お食事2022年2月の月替り献立の全貌を撮影した写真
惣湯テラスお食事2022年2月の月替り献立

5時間の滞在中、貸切風呂を2回、利用して極楽。湯河原の中心に位置する、源泉かけ流しの温泉です。

惣湯テラスの貸切風呂を午前中に利用した時の模様を撮影した写真
惣湯テラス・貸切風呂「奥の湯」

東京駅から約1時間半。東海道本線の湯河原駅から、バス利用で約10分のアクセスも、利用しやすい距離です。

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湯河原惣湯Books and Retreat は3エリアに分かれている

湯河原惣湯 Books and Retreat へ行く時に、まず迷ったのは「どの場所、どの建物で、何ができるの?」でした。私は、初回の訪問では理解できず「カフェ」と「足湯」だけ利用。今回、2度目の訪問で「お食事」と「温泉」を利用しました。

敷地内は「3つのエリア」に分かれており、その位置関係がわかると【あなたに合う利用方法】が探しやすいと思います。

惣湯Books and Retreat入口にある施設マップを撮影した写真
惣湯Books and Retreat入口の施設マップ
スクロールできます
エリア1【玄関テラス】カフェ・コワーキングスペース・読書
エリア2【万葉公園の散策路】千歳川沿いの散策・8つの休憩用テラス
エリア3【惣湯テラス】温泉大浴場・貸切温泉風呂・お食事
惣湯 Books and Retreatのゾーニングを簡単インプット表

「ドリンク&読書をしたい」「コワーキングスペースで作業したい」「源泉かけ流しの温泉に入りたい」「食事を味わいたい」「軽食ブランチを食べたい」と、目的は様々だと思います。

惣湯で何をする?イメージ画像
惣湯での楽しみ方いろいろ

玄関テラスの足湯体験レポート

玄関テラス、左側の「足湯」です。

惣湯・玄関テラス建物の横にある足湯を撮影した写真
惣湯・玄関テラス建物の横にある足湯

湯は「ぬるめ」です。が、10分ほど浸かると、いつも冷たい足先が、帰宅後もぬくぬくになります。前回の訪問時、足湯とカフェだけの利用でしたが(温泉は入っていないのに)、夜まで足が温かでした。

足湯に浸かりつつ、コワーキングスペースでテレワークという利用もありです。

タオルの貸し出しはありません。足湯をご利用の際は、タオルをご用意しておくことを、おすすめします。

1Fカフェはどんな食事が楽しめるの?

カフェのメニューは、ドリンクとパンの軽食が販売されています。

玄関テラス・カフェの写真メニューを撮影した写真
玄関テラス・カフェの写真メニュー

全メニューの内容と価格を撮影した写真です。

玄関テラス1Fカフェの全メニューを撮影した写真
玄関テラス1Fカフェのメニュー

カフェのメニューは、鎌倉を拠点に活動する料理研究家・赤城美知子氏の監修。丁寧につくられた野菜を、大切に料理する監修者のモットーが、じわじわと伝わるラインナップ。

「ハーブツナのサンドイッチ」のツナは、缶詰ではありません。新鮮なまぐろをコンフィにした自家製です。

カフェのスタッフさんに、オススメを尋ねると「オムレツサンドが人気ですね。」とのこと。

サンドイッチは野菜たっぷりボリューミー。

カフェの営業時間は、10:00〜17:30です。オープン前の早朝は、カフェ入口に、200円の無人販売コーヒーが置かれていました。

玄関テラス開店前の無人コーヒー販売スポットを撮影した写真
玄関テラス開店前「無人コーヒー販売」の様子

カフェにはどんな本があるの?

書籍は、エッセイ・実用書・小説・レシピ本・絵本のセレクトが中心でした。カフェスペースの中心カウンターには、谷川俊太郎さん、梨木香歩さん、養老孟司さん、などが並んでいます。

玄関テラス・カフェ・エリアにある観光案内タブレットを撮影した写真
玄関テラス・カフェ・エリアの観光案内タブレット

子供向けの「名作」も多々。あなたの「思い出の一冊」と再会できるかもしれません。時を重ねてからの再読は、違う発見との遭遇が貴重ですよね!

玄関テラス・カフェにある書籍を撮影した写真
玄関テラス・カフェのカウンター下に並ぶ書籍

この日、手にとって読んでみたのは、植物と料理の本です。

玄関テラスで読んだ本を撮影した写真
玄関テラスの図書たち

湯河原の歴史や、文豪にまつわる書籍もありました。「眺めて楽しい」大人向け絵本のような世界観。カフェにある書籍は、施設内のどこへ持ち出してもOKです。

カフェの外、オープンデッキエリアには、子供用の絵本が置かれています。

玄関テラス前に置かれている絵本サービスを撮影した写真
玄関テラス前に置かれている絵本

Wi-Fiは使える?

公園・施設内全体で〈Free Wi-Fi 〉が利用できます。カフェに、パスワードが記載されたカードが置かれています。

玄関テラス・Free Wi-Fiの設定案内カードを撮影した写真
Free Wi-Fiは玄関テラスで設定すると便利

このタイミングで、設定しておくと便利です。

コワーキングスペースはどんな感じ?

コワーキングスペースは、モリモリ仕事が進みそうな、落ち着いた空間です。日曜日でしたが空いていました。各テーブル間は十分な間隔があり、隣が気になりません。

貸し会議室もあります。利用料金の詳細は公式サイトの、該当ページより、ご確認ください。

玄関テラス2Fコワーキングスペースを撮影した写真
玄関テラス2Fコワーキングスペース

2時間弱、利用しましたが、とても作業に集中できました。

外のテラスは、滝の音・鳥のさえずりを聴きながら、ワーケーション気分で作業が進みます。カフェのテイクアウト品を、ここで、ゆっくり味わうのも良いかもです。

玄関テラス・コワーキングスペースのテラスを撮影した写真
玄関テラス・コワーキングスペースの様子

「楽園みたいなコワーキングスペース」と思ったら、同じ気持ちのツイートを見つけました。

1Fトイレ・消臭&抗菌剤・ロッカーのレポ

トイレは、スタイリッシュで清潔です。抗菌剤は、あの「niwaのKesco」でした。ケスコといえば天然成分100%の、ペットが飲んでも大丈夫の「消臭&抗菌剤」。惣湯バージョンでの展開に、ネイチャーワールドの心意気を感じます。

玄関テラス・トイレの消臭抗菌剤は惣湯バージョンを撮影した写真
玄関テラス1Fトイレの消臭抗菌剤は惣湯バージョン

2階へ上がる階段入口には、ロッカーが完備。重い荷物を入れてしまえば、手ぶらで散策が可能です。ご覧のとおり、お金を入れる場所はありませんので、無料です。

玄関テラス・階段にあるロッカーを撮影した写真
玄関テラス・コワーキングスペースへの階段にあるロッカー

インスタでも感動まとめました。

万葉公園・散策路の体験レポート

万葉公園】は、湯河原温泉の中心地である「温泉場」地区にある町営の緑地公園です。

万葉公園の散策路・早春の朝の様子を撮影した写真
万葉公園の散策路・早春の朝の様子

千歳川と藤木川が合流する落合橋の西方、千歳川沿いに上がっていく約2万m²の横長の敷地です。この公園内に、観光施設として2021年【玄関テラス】と【惣湯テラス】が建てられました。

『万葉集』で、湯河原温泉が、唯一和歌に詠まれている温泉とのこと。『万葉集』に登場する草木が植えられていることから、【万葉公園】と名称されたそうです。日本の歴史公園100選に選定されている公園は、樹木・川・滝、マイナスイオンがたっぷりです。

公園入口にある、茅葺き屋根の縄文茶室「万葉亭」です。

玄関テラス横にある万葉亭を撮影した写真
万葉亭は玄関テラス建物の左側

お抹茶(お菓子付き)が、500円(税込)で、頂けます。

玄関テラス横にある万葉亭の様子を撮影した写真
万葉亭のお抹茶で一服も可能

10時〜15時までの営業、定休日は月・水曜日。時代を巻き戻したような空間。開店前の8時頃、そっと中をのぞくと、奥のお部屋に、着物を着たおばあ様が座っていて、にっこり笑ってくれました。

万葉公園の散策路は、千歳川に沿って奥へと進むコースです。森の中の静けさ、渓流の水の音、鳥の鳴き声、天然のリラクゼーション・サウンドに満ちています。

万葉公園・千歳川を撮影した写真
万葉公園・千歳川沿いの散策路

滝の周辺は、マイナス・イオンが潤沢に放出。そばにいるだけで、乾燥肌が潤いそうな瑞々しさです。

この滝、名前を調べても、見つかりません。「あの滝の名は?」と、スタッフさんに質問したところ、「名前は、ないのです。」と教えて下さいました。名はなき滝。

万葉公園・無名の滝を撮影した写真
万葉公園・名前はない滝

朝の太陽が、水面に反射して、きらきらです。ゆるゆると下流へと流れています。なんて柔らかく美しいのでしょうか。心の中のドロドロや、日頃のストレスが、すぅ〜っと、浄化されたようです。

万葉公園・千歳川の水面を撮影した写真
万葉公園・朝日を浴びる水面

昨年のリニューアルで、新しく、歩きやすい「遊歩道」が新設され、休憩しやすい「ベンチ」が増えました。「長時間、園内を楽しめる」空間が各所にあり、様々なお気に入りスポットを見つける楽しみが倍増。

川に最も近い遊歩道です。遊歩道の左側には、川をゆっくり眺められるウッドチェアー。

万葉公園・渓流沿いの遊歩道を撮影した写真
万葉公園・渓流沿いの遊歩道

万葉公園は、樹木が多いので、日差しが強すぎず、木陰の「しっとり」感が漂います。木々の葉が光を調節してくれるから、少しだけ暗めに感じます。森の静寂とは「この感覚!」なのかもしれません。

万葉公園には、万葉集に登場する約80種の草花が植えられています。

2月、ささやかに梅の開花が始まっていました。湯河原梅林の華やかな紅梅とは異なる、ひっそりとした凛々しさを感じます。もうすぐ春。

万葉公園に咲く2月下旬の梅を撮影した写真
万葉公園・早春の梅

2月下旬、ツワブキがそっと咲いていました。上を見上げると、木々の隙間から、木漏れ日がふってきます。

万葉公園・早春のツワブキと巨木から見上げる空を撮影した写真
万葉公園・早春のツワブキと巨木から見上げる空

湯河原の町の木、椿=カメリアは、ハッと目を惹くルビー色。

万葉公園に咲く椿の様子を撮影した写真
万葉公園に咲く「湯河原・まちの木・椿」

万葉公園内の8つのテラスを利用してみた感想

屋根付きのテラスは、高い場所から、川の渓流を眺められるスポットです。

万葉公園の遊歩道にある休憩テラスを撮影した写真
万葉公園の遊歩道にある休憩テラス

利用中のテラスは、撮影ができませんでしたが、合計8つの休憩スポットがあります。全部に座ってみて、是非、「あなたのお気に入りテラス」を探してみて下さい。

万葉公園にある8つのテラスの場所を解りやすくマークした図を撮影した写真
万葉公園にある8つのテラスの場所

こちらは「蛍テラス」です。

万葉公園のボックステラスを撮影した写真
万葉公園・「蛍テラス」は個室風

木の壁に囲まれて、プライベート感たっぷりです。まさに「森の中の隠れ家」です。秘密基地を作ったような、わくわく気分。この中で、湯河原駅で買ってきた駅弁を、朝食に頂きました。

万葉公園・蛍テラスの中のベンチとテーブルの様子を撮影した写真
蛍テラスの中の様子

このテラスでは、「焚き火ワークショップ」など、季節のイベントも行われています。

惣湯テラスの体験レポート

ここからは、有料のエリアです。「お食事」「温泉」をレポします。

食事つき・温泉5,500円(税込)
食事なし・温泉のみ2,600円(税込)
惣湯テラス料金

いずれも、フリードリンク付き・別途入湯税100円です。

惣湯テラスの外観です。

惣湯テラスの建物全体を冊の
惣湯テラスの外観

写真、右側の通路から、受付に向かいます。

入口の案内には、利用料金と共に注意書きがありました。利用は中学生以上、館内へ飲食物の持ち込みは不可です。

惣湯テラスの入口にある利用料金と時間の案内を撮影した写真
惣湯テラスの入口にある利用料金と時間の案内

入口を開けて、すぐ左側で受付の手続きをします。説明を受け、館内着が入ったバックと、ロッカーの鍵を受け取ります。

惣湯テラス入口で利用手続きをする受付の様子を撮影した写真
惣湯テラスの受付

写真の右側にある棚には、木の実、みかんジュース、ごま油、塩が販売されていました。受付の順番を待ちながら、お土産チェックです。

タオル・館内着はあるの?

女性更衣室は、私以外、誰もいません。受付で人数制限をしていると言っていました。隅々まで見ても、トイレも、誰もいなかったので、ロッカーの写真を撮らせて頂きました。

惣湯テラス・ロッカールームの様子
惣湯テラス・ロッカールーム

受付で鍵と一緒に受け取る「館内バック」には、バスタオル1枚・フェイスタオル2枚・館内着(厚手Tシャツと長めハーフパンツ・黒色)・外履き入れ・靴下が入っていました。冷え性には感動のソックス付き。新品だったので、履かせていただきました。

惣湯テラスの利用受付後に手渡されるタオルと館内着が入ったバックを撮影した写真
惣湯テラスのレンタルパック

私は、調査不足で、バスタオルを持参してしまい、不要な荷物だったと後悔。

アメニティーはあるの?

ロッカー内にシャワーブースがあり、シャンプー・ボディーソープは、シャワーブースでのみ使用が可能です(温泉で石鹸類は使用できません)。

アメニティーは、この3つのみです。シャワーキャップは、ありました(写真・右端)。

惣湯テラス・シャワーブースにあるアメニティーを撮影した写真
惣湯テラス・アメニティーはシャワーブースでのみ利用可能

温泉旅館では、洗顔フォーム・化粧水・ローション等、アメニティーセット等がある場合が多いですが、惣湯は宿泊施設がないため、基礎化粧品はありません。使用したい場合は、忘れずに持参しましょう。

温泉の泉質の種類は?

ロッカー入口に掛けられていた、温泉の成分表です。

惣湯テラス・温泉の成分表を撮影した写真
惣湯テラス・温泉の成分表

泉質は【ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉】です。

帰宅後、この成分表について、自宅にある温泉バイブル『温泉手帳 増補改訂版』で確認したところ、下記の効果があることが解りました。

泉質を温泉手帳・増補改訂版で確認したページを撮影した写真
温泉手帳・増補改訂版の掲載ページ
スクロールできます
硫酸塩泉とは?温泉水1kg中に、溶存物質量を1000mg以上有し、陰イオンとして硫酸イオンが主成分のもの
効能は?保温効果が高い・ナトリウム・硫酸塩泉は、高血圧症に、カルシウム・硫酸塩泉は外傷、慢性関節炎に効果がある
『温泉手帳 増補改訂版』で確認した泉質の効能より抜粋

「古湯・名湯」と言われる温泉は、この硫酸塩泉がじつに多い、と記載されています。効能を知ると、温泉浴の満足度が上がりますよねっ。

フリードリンクは何が飲めるの?

ダイニングの一角にある「フリードリンク」コーナーの様子です。

コーヒー・紅茶がありました。冷たいミネラルウォーターは、温泉内の脱衣所に、サーバーがあります。

惣湯テラス・ダイニングにあるフリードリンクの様子を撮影した写真
惣湯テラス・ダイニングのフリードリンク・コーナー

この日は、オーガニック紅茶のティーパックが2種類、厳選チョイスのブレンドコーヒー・ペーパードリップ式が2種類。

惣湯テラス・フリードリンクで飲めるコーヒーの説明書き撮影した写真
惣湯テラス・フリードリンクの説明書き

紅茶、コーヒー、それぞれの味の特徴も、書かれています。

惣湯テラス・フリードリンクで飲めるコーヒーを撮影した写真
惣湯テラス・こだわりのドリップコーヒー

左側のコーヒーは、神奈川県鎌倉市の御成町にあるコーヒー店「THE GOOD GOODIES」のオリジナル・ブレンド。浅煎りですが、しっかりコクのある味でした。鎌倉のお店では、カフェオレに使用しているブレンドです。

右側のコーヒーは、神奈川県足柄下郡の真鶴町にある「watermark」のハウス・ブレンドです。ほのかな柑橘の香りと、まろやかな甘みを持つブレンドです。

美味しかったので、自宅で思い出・再現のため購入しました。カフェオレ好きへのイチオシは「THE GOOD GOODIES オリジナルブレンド」です。

惣湯テラスのお土産で購入したコーヒーを撮影した写真
惣湯テラス「こだわりコーヒー」

貸切風呂「奥の湯」レポート

いよいよ、貸切風呂に到着です。

惣湯テラス・貸切温泉風呂・奥の湯の外観を撮影した写真
惣湯テラス・貸切温泉風呂・奥の湯の外観

1組様用の貸切温泉です。空いていれば、すぐに入れます。もし、使用中ならば、入口にある予約表に、ご自身の御名前を書き込みます。この日、1回の利用時間は20分でした。

惣湯テラス・貸切温泉風呂の案内書きを撮影した写真
惣湯テラス「奥の湯」入口の案内文面

入ると、目の前に「木」が生えていて驚き。温泉の新設でも伐採しない、自然との共存感。

惣湯テラス・貸切温泉風呂・奥の湯の入口を撮影した写真
惣湯テラス・奥の湯・入口には木

屋根を突き抜ける木を見上げ、森の中での温泉感が高まります。

惣湯テラス・貸切温泉風呂・奥の湯の木の様子を撮影した写真
惣湯テラス「奥の湯」入口の木

この温泉を「ひとり占め」。

惣湯テラス・貸切温泉風呂・奥の湯を撮影した写真
惣湯テラス・奥の湯からのビュー

朝日を受ける温泉の水面。6人ぐらい入れそうです。

惣湯テラス・奥の湯の「湯」を撮影した写真
惣湯テラス「奥の湯」広すぎる湯船

見上げれば、空は青く。貸切風呂の温泉は、幻想的で、キツネにつままれた気分でした。

惣湯テラス・貸切温泉風呂から見える空を撮影した写真
惣湯テラス・貸切温泉・見上げれば空

こんこんと湧き出る源泉の音。源泉かけ流し音のご視聴は、Instagram60秒リアル・サウンドから、どうぞ。

惣湯テラス貸切温泉風呂の前にある竹林を撮影した写真
惣湯テラス・貸切温泉前の竹林

貸切温泉を出ると「日本昔ばなし」を彷彿させる竹林。早春なので、筍が食べたくなりますよね。

続いて、大浴場の温泉に向かいます。

総湯テラスから貸切風呂へ向かう道を撮影した写真
惣湯テラスから貸切風呂までの道は100mほど
惣湯テラス・貸切風呂までの散策路を撮影した写真
惣湯テラス建物から貸切風呂までの散策路

頭をぶつけないように、お気を付けください。

惣湯テラス大浴場の感想レポ

大浴場です。何度も確認しましたが、誰もいません。ここもひとり占めできるとは予想外です。

惣湯テラス・温泉の様子を撮影した写真
惣湯テラスの温泉

湯の温度は、前方エリアと、後方エリアで、違いました。あなたのお好みを、お試し下さい。

惣湯テラス・温泉・湯加減が違う様子を撮影した写真
惣湯テラスの温泉・熱めと・ぬるめ

貸切風呂の4倍ほど?の広さの温泉です。この入浴の後、もう一度、貸切温泉に入りました。極楽は続きます。

貸切風呂の待機・休憩所の感想

貸切風呂のすぐ近くにある「奥のラウンジ」をレポします。

惣湯テラス・貸切温泉風呂の近くにある休憩所の入口を撮影した写真
惣湯テラス・休憩所の入口

貸切風呂を待っている間、貸切風呂の湯上り後、くつろぐことができる空間です。ウォーターサーバー完備。水分補給は心配無用です。トイレの心配も無用です。雑誌や本もありました。

惣湯テラス・休憩室のウォーターサーバー・トイレ・椅子・テーブルを撮影した写真
惣湯テラス・休憩室・ウォーターサーバー・トイレ完備

誰もいなかったので、ゆったりチェアーに腰掛けます。目の前の緑ビュー。ぼんやり夢うつつ、の寛ぎ感。

惣湯テラス・貸切貸切の休憩室からの景色を撮影した写真
惣湯テラス・休憩室のビュー

お食事のメニューは?満足度は?

たっぷり温泉を堪能した後は、最高のお楽しみ「お食事」の時間です。

惣湯テラス・ダイニングの様子を撮影した写真
惣湯テラス・お食事場所のダイニング

ダイニングも、まさかの「ひとり占め」です。が、途中から、ご夫婦らしきお二人と、女性が一人、いらっしゃいました。たった一人は、やや緊張にて、心地良い3組のダイニング。

まずは、飲み物のメニューから「好きなお飲み物」を選びます。1杯目は料金に含まれており、2杯目からは追加で有料です。ソフトドリンク、ビール、日本酒、白ワイン(ワインは白のみ)が、注文可能です。

惣湯テラス食事・お飲み物のメニューを撮影した写真
惣湯テラス・お飲み物リスト

みかんジュースを注文しましたが、喉が乾きすぎており、撮影を忘れました。市販品ではなかなか巡り会えない果汁感です。湯上がりにぴったり。

運ばれてきた御膳は、春の息吹を感じる御献立です。

惣湯テラス・お食事2022年2月の御膳を撮影した写真
惣湯テラス・お食事御膳

惣湯テラスのメニューは月替りとのこと。2月の内容は、真鯛、菜花、新玉ねぎ、ふきのとう等、旬の恵みがたっぷりでした。

惣湯テラスお食事・2022年2月の献立を撮影した写真
惣湯テラス・お食事・2月の御献立

「真鯛の塩麹焼き」は、シャキシャキの新玉ねぎの上に盛り付けられています。添えられているの菜花は、極限まで控えめなカラシ風味。

惣湯テラス食事・真鯛の塩麹焼きを撮影した写真
真鯛の塩麹焼き

白菜・カブ・昆布の香の物。お新香の浸かり具合は、提供料理のコンセプトを探る鍵。期待を裏切りません。

惣湯テラス食事・香の物を撮影した写真
香の物

ごぼう、独活の炊合せ。根菜が持つ「土」のパワーを取り入れます。

惣湯テラス食事・ごぼう炊合せを撮影した写真
ごぼう炊合せ

自家製の飛龍頭は、外側はカリっ、中はふっくら。山葵と塩で頂けるのが嬉しい。

惣湯テラス食事・自家製の飛竜頭を撮影した写真
自家製の飛竜頭

天かぶと海老のお吸い物は、海老の食感がたまりません。優しい出汁は葛仕立。「椀物」は料理人の腕の見せどころだけに、とても美味しい「お椀」に背筋が整います。

惣湯テラス食事・天かぶと海老のお吸い物を撮影した写真
天かぶと海老のお吸い物

ふきのとう味噌・菊芋のご飯。蕗味噌のほろ苦さに、ご飯が進みすぎました。

惣湯テラス食事・ふきのとう味噌・菊芋のご飯を撮影した写真
ふきのとう味噌・菊芋のご飯

全ての品が、ひとつひとつ、優しすぎる味わいです。余計なものを一切感じさせない「素材」の味が、しっかり生かされています。鎌倉の精進料理が大好きだった祖母と、一緒に食べ歩いた「精進料理の昼食」を、思い出しました。

「惣湯テラスのお食事」を監修されているシェフは、鎌倉の野菜料理店で腕を磨かれた松村康基さんです。

惣湯テラスの食事・甘味スイーツを撮影した写真
甘味スイーツ

令和版・精進料理の締めくくりは、パリパリの最中スイーツでした。バニラアイスクリームと粒あんが挟まれています。そして、塩味。

身体が隅々までが喜び踊る、とても美味しいランチでした。身体も心も、ほっこり・しあわせです。

「お食事が美味しい」というツイートたくさん見つけられました。

2Fライブラリーはどんな空間なの?

2階のライブラリーは、広々ゆったりした空間です。蔵書は1500冊とのこと。

惣湯テラス・2Fライブラリーの様子を撮影した写真
惣湯テラス・2Fライブラリーの様子

この日、手にとってみた本達の写真です。日本の代表的な料理人、土井善晴さん、辰巳芳子さんの著書から「丁寧な暮らし」の意義を、再認識する読書タイム。

惣湯テラス・2Fライブラリーで読んだ書籍を撮影した写真
惣湯テラス・2Fライブラリー書籍

雑誌、BRUTUS Casa 温泉特集には、この場所が載っていました。

雑誌「BRUTUS Casa 温泉特集」に惣湯テラスが掲載されているページを撮影した写真
雑誌「BRUTUS Casa 温泉特集」惣湯テラスの掲載ページ

静かで、室温も心地よく、いつまでも過ごせそうな場所です。ダイニングでコーヒーを入れて、ゆっくり読書を愉しみました。館内は中学生以上のみの利用なので、子供がいません。照明も控えめな、大人のための図書館です。

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惣湯を利用する際の3つの注意点とは?

惣湯テラスで「温泉・お食事」を利用する時に、知っておくと慌てない注意点は3つです。

  1. 中学生以上のみ利用できます。お子様と一緒に楽しみたい場合は年齢確認です。
  2. お食事メニューは1種類です。月替り御膳です。数種から選ぶことはできません。
  3. 横になれる場所はありません。寝転びたい場合は個室利用(1時間1,000円)です。

「中学生以下の子供と一緒に楽しみたい」「食事は1種類じゃ嫌」「温泉の後は絶対に寝転びたい」場合は、最初に知っておくと対策が可能だと、感じました。

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湯河原・惣湯へ行く時の【持ち物リスト】

日帰りで温泉へ行くとき、持ち物に迷いますよね。旅館やホテルと違い「アメニティーはあるかな?」「タオルは有料かな?」と。出発前の、お悩みを解決する「持ち物リスト」を、是非、ご活用ください。

【持ち物リスト】持って行って良かったもの6点

  1. 洗顔フォーム(顔を洗いたいならば持参)
  2. 基礎化粧品(化粧水・乳液・ローション等)
  3. ヘアゴム(結かないと濡れちゃう長さならば持参)
  4. ヘアブラシ(髪を鎔かしたいなら持参)
  5. エコバックorゴミ用ビニール袋(あれば安心)
  6. 充電器(スマホ・タブレット・PCより、愛用品の)

上記リストより、あなたが「ないと困るもの」が、あったならば持参すると快適に過ごせます。

惣湯テラス温泉利用で「あると便利な持ち物」の写真
惣湯テラス温泉の利用で「あると便利」持ち物6リスト

荷物が多いと疲れますよね。散策を楽しむためにも、可能な限り、荷物を減らすことをオススメします。

不要だった持ち物5点

あなたの「無駄を減らすため」に、持って行っても「不要」で邪魔になったアイテムを、記します。

スクロールできます
バスタオル1枚は利用料金に含まれています。
フェイスタオル2枚は利用料金に含まれています。
ミネラルウォーター温泉の脱衣所で飲めます。
ステンレス・ボトルコーヒー持参しましたが、フリードリンクで飲めます。
くつ下館内着と一緒に貸与されました。新品だったので利用。
不要で邪魔になったアイテム

極限まで、身軽で、ご出発を推奨します。

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湯河原・惣湯 Books and Retreat の基本情報

スクロールできます
住所玄関テラス神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566番地 (万葉公園内)
連絡先: 0465-43-7830
惣湯テラス神奈川県足柄下郡湯河原町宮上704 (万葉公園内)
連絡先: 0465-43-8105
アクセス電車の利用東京方面より:東京駅 ⇒ 湯河原駅
JR東海道本線「特急踊り子」(約1時間15分)
JR東海道本線「快速アクティー」(約1時間30分)
大阪方面より:新大阪駅 ⇒ 名古屋駅
東海道新幹線「のぞみ」約52分
熱海駅 ⇒ 湯河原駅
JR東海道本線 (約5分)
湯河原駅 ⇒ 湯河原惣湯 (約12分)
路線バス2番乗り場より「不動滝行き」または「奥湯河原行き」
に乗車、「落合橋」バス停を下車すぐ。(約10分)
タクシーで約10分
車の利用東京方面より:東名高速道路で厚木I.Cへ、
小田原厚木道路、西湘バイパスで石橋ICへ約34km (約35分)、
真鶴道路・国道135号線経由で約17km (約30分)
※道路状況により異なります。
大阪方面より:名神・東名・新東名高速道路で長泉沼津ICへ、
伊豆縦貫道路、国道1号線経由で箱根峠へ22km (約35分)、
湯河原パークウェイ経由で11km (約16分)
※道路状況により異なります。
公式HP湯河原・惣湯Books and Retreat
営業時間玄関テラス:10:00〜17:30 惣湯テラス:10:00〜20:00
利用料金玄関テラス:無料 惣湯テラス:食事付き5,500円・食事なし2,600円(別途
休館日毎月第2火曜日
湯河原・惣湯Books and Retreat 基本情報

公式サイトの予約フォームより予約が可能です。今回、公式サイトより予約しました。人数制限があるので、予約したほうが安心です。

目的別の利用方法&各料金の一覧表

スクロールできます
該当エリア目的が叶う施設料金の概要
ドリンクを飲みたい1エリア玄関テラス(カフェ)テイクアウトで好きな場所に移動OKカフェで注文した金額のみ
軽食を食べたい1エリア玄関テラス(カフェ)テイクアウトで好きな場所に移動OKカフェで注文した金額のみ
読書をしたい1エリア・3エリア玄関テラス(2Fコワーキングスペース)惣湯テラス(2Fライブラリー)玄関テラスは無料・惣湯テラスは2,600円〜
作業に集中したい1エリア玄関テラス(2Fコワーキングスペース)本もあり無料
足湯を利用したい1エリア玄関テラス外のデッキエリア無料
散歩をしたい2エリア万葉公園の散策路・休憩スポットも6箇所あり無料
温泉に入りたい3エリア惣湯テラス(湯・源泉かけ流し温泉)2,600円〜
温泉+お食事をしたい3エリア惣湯テラス(ダイニング)5,500円〜(温泉利用とセット)
湯河原・惣湯の目的別のエリア選択が簡単にわかる!一覧表

おすすめのお土産3選

惣湯リフレッシュの余韻を、ご自宅でも楽しめる「惣湯お土産おすすめ3選」を、ご覧ください。

  • 湯河原柑橘ジュース
  • 殻付きナッツ
  • 湯河原ファーマーズ・マーケットの柑橘類

湯河原柑橘ジュース

美味しい柑橘が実る湯河原ならではの「お飲み物」です。ボトル下に溜まっている柑橘果汁の色から、美味しさをご想像ください。お風呂上がりに飲めば、湯河原の自然が、蘇ります。湯河原蜜柑ジュース450円。

惣湯テラス・湯河原柑橘ジュースを撮影した写真
惣湯テラス・湯河原柑橘ジュース

殻付きナッツ

この日のナッツは、殻付きヘーゼルナッツ(400円)、殻付きアーモンド(410円)、殻付きピスタチオ(490円)、枝つきレーズン(660円)、ピーカンナッツキャラメルがけ(770円)が並んでいました。ご自宅でつまめば、湯河原の森の静寂が、蘇ります。

惣湯テラス・オリジナルの殻付きナッツを撮影した写真
惣湯テラス・オリジナル「殻付きナッツ」

惣湯テラスで温泉を利用した時に、オススメのお土産です。出入り口のレジ、正面の棚にあるので、チェックしてみて下さい。

朝市の柑橘類

日曜日なら、朝市、湯河原ファーマーズマーケットが開催されています。目の前の海で採れた魚の干し物や、柑橘類、ジュース、ジャムなど、湯河原ならでは!のお土産に出会えるかもしれません。手作りジャムは、爽やかな甘味。

惣湯の入口・日曜日の朝市の様子を撮影した写真
惣湯の入口・日曜日の朝市の様子

湯河原・惣湯の駐車場はどこ?

今回、私はバス利用です。が、前回、車で来た時は、無料の駐車場を利用しました。無料が満車になると、近隣の有料駐車場の利用となります。その時に、迷わないよう、近隣の駐車場の位置を記しましたので、お役立て下さい。

持ち帰ったパンフレットを撮影した写真に駐車場の場所をマークした画像
持ち帰ったパンフレットで駐車所の場所を確認

万葉公園の駐車場、2箇所の位置をマークしたマップも、ご活用ください。

有料駐車場の場所は、惣湯公式サイトに近隣駐車場の詳細PDFがあります。

無料の駐車場に、施設利用の条件はありません。温泉・食事・カフェの利用がなくても、誰でも、無料で利用が可能です。

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おわりに

以上、散策・読書・温泉・食事・軽食のレポートでした。様々な楽しみ方が選べる【湯河原・惣湯Books and Retreat】へのお出掛けに、少しでもお役に立てれば幸いです。

5時間の滞在でしたが、自然をたっぷり享受できる空間でした。

人数制限があること、子供が利用できないことから、本当に静かで、人混みや、喧騒によるストレスがありません。

あなたも、森の中にある「大人のための隠れ家」で、ひっそり遊んでみませんか?

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