【きりたんぽ鍋】お取り寄せ、どのお店で買おうかな。
迷いますよね。今回は、秋田県比内地鶏ブランド認証済【榎食品】の「本格きりたんぽ鍋」をレポします。
【榎食品】の本格きりたんぽ鍋を選んだ3つの理由
きりたんぽ鍋、たくさんあるけれど、なぜ【榎食品】にしたの?
3つの理由を、お伝えします。
【榎食品・本格きりたんぽ鍋セット】を選んだ決定打は、下記3つです。
- 秋田県・秋田市出身の人の推薦だった
- ふるさと納税の御礼品の商品でだった
- 積極的な販売広告が見つからなかった
神奈川県民の私が、「きりたんぽ鍋」を食べたことは、過去1回のみ。選ぶ基準、全く、わかりませんでした。
理由1:秋田県秋田市生まれの上司の言葉
職場で「鍋」についての会話が、盛り上がった時のこと。「きりたんぽ鍋、おすすめ情報ある?」
しばしの沈黙。【きりたんぽ鍋】への関心度は低い模様。「きりたんぽなら、えのきだよ。」突然、遠くから上司の声。「は?」
きりたんぽなら、えのき、だよ。
リピートして言いきる上司。思い出しました。そうだ、この上司は、秋田県秋田市の出身だった。
えのきって、キノコの、えのき、ですか?
ちがう、ちがう。榎食品っていう商店。
「秋田県内のホテルや料亭へ届けている、地元の老舗。」「新屋にあるの。湧き水が豊富で、酒造の多いところだよ。今じゃ有形文化財。」
秋田県秋田市の公式サイト【ぐるっと文化財マップ】PDF版を眺めて、観光気分。
この瞬間から、「きりたんぽなら、えのきだよ」が、何度も、頭の中でリピート。
選んだ理由1:秋田県は秋田市で、18歳まで生まれ育った人のご推薦。毎年、秋田へ帰省する上司の言葉。これが、一番の決定打でした。
理由2:ふるさと納税の特産品対象である
次に、【榎食品のきりたんぽ鍋】が「ふるさと納税の返礼品」になっているかを、調べました。
なぜならば、「ふるさと納税の返礼品」は、その自治体が、自信を持ってセレクトしている品だと思っているからです。
納税してくれた人への「お礼」として、日本全国「どこへ出しても誇れる品を選んでいる」に違いないですよね?
ふるさと納税で信頼あるサイト、テレビCMでも見かける【さとふる】に、榎食品のきりたんぽ鍋、返礼品として載っていました。
私が検索した時は、8種類の「榎食品きりたんぽ鍋」が掲載。
選んだ理由2:秋田県秋田市が「ふるさと納税の返礼品」として出荷してるので、地元お墨付きの誇るべき「きりたんぽ鍋」だと思いました。
理由3:「きりたんぽ鍋・取り寄せ」検索
さらに、Googleで検索窓に【きりたんぽ鍋・取り寄せ】と、打ち込んでみました。
最上位に出てくるのは「佐田商店」さん、2番目は「さいとう」さん、でした。検索画面を20番目までチェックしましたが、「榎食品」のきりたんぽ鍋の公式サイトは出てきませんでした。
その時の検索の模様です。
この検索が、最後の決定打になりました。なぜならば、
ネット上で、全国に向けて、積極的&大々的に、宣伝などしなくても、じゅうぶんに利益を上げて回っている商店だと考えたからです。
選んだ理由3:①秋田県・秋田市出身の人のオシである→②ふるさと納税の返礼品としてセレクトされている→③であるにもかかわらず、検索で情報が得られない→推測=絶対に美味しいはずと確信。
榎食品・佐田商店・さいとう【きりたんぽ鍋3人前】購入前の比較
とは言え、すぐにポチりません。他社の「きりたんぽ鍋」と比較は必須です。
前述でお伝えした【きりたんぽ鍋・取り寄せ】と検索すると出てくる「1位の佐田商店」、「2位のさいとう」と、【榎食品】の全体を比較した時の一覧表を、ご覧ください。
私は、お取り寄せグルメの場合、一人で食べる前提なのに「1人前」は購入しません。理由は、1人前は少なくて高額な場合が多いからです。今回も、結果的に、2人前を当日いただき、翌日に「きりたんぽうどん」「きりたんぽサンド」にしたので、全く、無駄になりませんでした。
3人前に特化して比較しました。価格・量・賞味期限の違いが解ります。
【榎食品・佐田商店・さいとう】概要の一覧表
会社名 | 商品名 | 3人前セット価格 | 送料 | 賞味期限 | きりたんぽ | 鶏肉 | つゆ | 野菜 | その他の具材 |
榎食品 | 本格きりたんぽセット3人前 | 6,500円(税込) | 全国一律0円 | 製造より5日間 | 8本 | 比内地鶏250g・鶏がら1袋 | 濃縮たれ300cc | ねぎ(190g)・ごぼう(60g)・舞茸(90g)・せり(70g) | 糸こんにゃく1袋 |
佐田商店 | きりたんぽ鍋セット3人前 | 7,128円(税込) | 924円〜1,364円/ 地域・時期により異なる | 製造より3日間 | 6本 | 比内地鶏180g | 生スープ1袋180ml✕3袋 | ねぎ(165g)・ごぼう(75g)・舞茸(75g)・せり(75g) | 糸こんにゃく150g・鳥海山自然水500ml |
さいとう | きりたんぽ鍋3〜4人前 | 4,800円(税込) | 700円〜2,000円/ 地域・時期により異なる | 製造より4日間 | 6本 | 比内地鶏180g | スープ200g✕1袋・50g✕1袋 | ねぎ(120g)・ごぼう(60g)・舞茸(80g)・せり(100g) | 糸コンニャク100g |
3社きりたんぽ鍋・3人前の価格・比較ランキング
まず、一番気になるのは、お値段ですよね。
上記の一覧表から、おわかり頂けるポイントとして、価格を安い順に並べます。
- 【さいとう】=4,800円(税込)
- 【榎食品】=6,500円(税込)
- 【佐田商店】=7128円(税込)
「①さいとう」が、一番安いことが解りました。
3社の送料・比較ランキング
次に、送料を比較です。
- 【榎食品】=全国無料0円
- 【さいとう】お住まいの地域により異なる
- 【佐田商店】お住まいの地域により異なる
神奈川県の私が取り寄せる場合、【さいとう】=クール冷凍便で「1,000円」、【佐田商店】=クール便利便で「1,254円」です。
その結果、【さいとう=5,800円】【榎食品=6,500円】【佐田商店=8,382円】という、合計金額を把握できました。
あなたも、ここで忘れずに、お住いの地域の配送料をチェックしてください!
続いて、3社【各食材の量と到着形態】の比較です。
きりたんぽ本数・3社の比較ランキング
まずは、きりたんぽの量です。
- 【榎食品】=8本
- 【さいとう】=6本
- 【佐田商店】=6本
榎食品の8本がトップです。1本でも多いほうが、嬉しいですよね。
比内地鶏の量・3社の比較ランキング
比内地鶏の量は、最重要ポイントですよね。
- 【榎食品】=比内地鶏250g+鶏がら1袋
- 【さいとう】=180g
- 【佐田商店】=180g
比内地鶏の量を比較した段階で、【榎食品】に決定しました。量が圧倒的に多いからです。
特筆すべきは、セットに鶏がらが入っているのは【榎食品】だけ。鶏がらが入っているので、出汁の旨味が違うだろうと確信しました。
ネギの量と形態・3社の比較ランキング
次は、ネギの量とお届けの状態の比較リストです。
- 【榎食品】=190g・鍋に投入できる形態までカット済
- 【佐田商店】=165g・20cmほどのカット済・鍋投入前に要カット
- 【さいとう】=120g・鍋に投入できる形態までカット済
ネギも、量・状態共に、榎食品が優位です。
②③は、お好みにより、ネギの量をとるか?切る手間をとるか?になります。
ゴボウの量と形態・3社の比較ランキング
- 【佐田商店】=75g・すぐに投入できるカット済
- 【榎食品】=60g・すぐに投入できるカット済
- 【さいとう】=60g・すぐに投入できるカット済
ゴボウは、野菜材料の中では、一番、下拵えに時間を取られるためか、全てカット済でした。量のみの比較となり、佐田商店が一番です。
舞茸の量と形態・3社の比較ランキング
舞茸も、きりたんぽ鍋にはハズせないキノコのようです。
- 【榎食品】=90g・写真ではカットなし
- 【さいとう】=80g・商品ではカットなし
- 【佐田商店】=75g・写真ではカットなし
3社とも、商品画像はカットなしでした。下処理に手間を取るゴボウと違い、舞茸は、ほぐすだけですから、気にならない方も多いと思います。
記載の量は【榎食品】が一番、多いですね。
セリの量と形態・3社の比較ランキング
こだわり派は、セリはポイントらしい?と思いました。根があるか?ないか?どっちなの?と。
【さいとう】は、公式サイトの見本画像を見ると、セリの「根」付きです。
【佐田商店】は、セリの旬である11〜3月にかけて(状態の良いときに限って)は、セリの「根」付きで届くと公式サイトに記載がありました。
が、私は「きりたんぽ鍋」ビキナー。まずは「根なし」で、食べたかったのです。春菊やパクチーなど、香草は好き嫌いが分かれますよね。
そもそも、何cmに切るのが美味しい食べ方なのか、わからないのです。「きりたんぽ鍋に合うようカット済がラクチン」だと思いました。
- 【さいとう】=100g・セリの「根あり」
- 【佐田商店】=75g・旬の時期に「根ありの時もある」
- 【榎食品】=70g・カット済「根なし」
「根あり・根なし」は、お好みによりますが、量のランキングは【さいとう】→【佐田商店】→【榎食品】という結果になりました。
ここまでが、価格・送料・具材の食材別の比較でした。
3社の総合ランキング・まとめ一覧表
部門別の調査結果を、一覧でまとめたので、ご参考にして下さい。
商品価格 | 送料 | きりたんぽ | 比内地鶏 | つゆ | ネギ | ゴボウ | 舞茸 | セリ | |
榎食品 | 2位 | 2位 | 1位 | 1位 | 1位 | 2位 | 1位 | 3位 | |
佐田商店 | 3位 | 3位 | 2位 | 2位 | 2位 | 1位 | 3位 | 2位 | |
さいとう | 1位 | 1位 | 2位 | 2位 | 3位 | 2位 | 2位 | 1位 |
この結果を参考に、あなたの優先部門を見極めて頂けると、納得のゆく「きりたんぽ鍋・お取り寄せ」が可能になると思います。
私の場合、きりたんぽ鍋を選ぶ判断基準として、①味の決め手「つゆ」を鶏ガラで取れること、②主役である「きりたんぽ」の量、③ご当地鶏「比内地鶏」の量!と決めました。
きりたんぽ鍋ビキナーが、上記3つの点に着目して選んだのは【榎食品・きりたんぽ鍋セット3人前】です。
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【榎食品】本格きりたんぽ鍋の実食レポート
では、取り寄せてみた実食をレポします。
届きました。【榎食品・本造り・きりたんぽ鍋セット3人前】が。
到着後、開封した時の感想:①鶏ガラが大きい&重い。②具材が真空パックで嬉しい。③つゆが予想以上にたっぷり。この3つが嬉しかったです。
早速、榎食品の公式サイトより、【きりたんぽ鍋の美味しい作り方】を見つつ、調理の開始です。
「作り方」とは言え、梱包された具材を、手順に沿って、真空パックを空けて、鍋に入れてゆくだけ。つまり、私自身が切ったり、用意したりするものは、一切ありません。簡単すぎました。
特に、鶏ガラのリアルな迫力、予想外の重み。
比内地鶏は全てカット済でラクチン。塊で届いたら切り方に迷うので。
厚手の鍋に水&鶏ガラを入れて、鶏がら出汁を取ります→同梱包された「作り方しおり」に沿って、つゆを投入。
ぐつぐつと煮えてきます。琥珀色の出汁ベースと、お台所に立ち込める香りに、心はずみます。
榎食品の指南に沿って「きりたんぽ」を、切って温めます。温めることで、煮崩れを防いで最大限の旨味を味わえるとのこと。秋田こまち100%の「きりたんぽ」、予想以上の直径でした。
温めてから鍋に入れると、お米のつぶつぶ感と、香ばしさが味わえるのですね。きりたんぽ鍋ビキナーの関東人、未知の学びがひとつ増えて、前進です。
具材を投入。野菜は、指南リーフレットに従い、煮過ぎないよう注意しました。
特にセリは、食べる直前に鍋へ投入。セリの量は、取寄前の事前調査で【70g】との記載でしたが、到着後、実際の量を計ってみると【100g】以上でした。
セリ、とーっても美味しかったです。次回、リピート注文する時は、増量リクエストの金額を問い合わせたいと思うほど。
比内地鶏は、いつも食べている鶏肉とは食感が違う。しっかり噛みごたえ食感あり・コリコリ食感あり・しっとり瑞々しさあり・なのにプリプリのゼリー感もあり、という「バリエーション豊かな食感が集結」された、未知の鶏体験でした。
鶏ガラから出た出汁は、①スッキリだけどコクがある(ありきたり&ベタすぎてゴメンナサイ)、②出汁がしっかり効いていてる、③醤油ベースで・なんとなく甘みある、という全国の日本人が、おそらくは心やすらぐ味。
本当にほっこり温まる味でした。個人的な重要ポイントとして【出汁の色がキレイ】というのが嬉しかった点です。グツグツ煮ても、透明感のある琥珀色。
寒い冬の夜、生きる気力がムクムクと湧き出る旨さ。東北へ行けなくても、榎食品のエネルギーチャージ鍋で、満足です。ごちそうさまでしたっ!
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【榎食品】きりたんぽ鍋を食べた関東人の発見
秋田県民の皆様、邪道でしたら、ごめんなさい。
きりたんぽ鍋、翌日の楽しみ方も「これまた美味しかった」ので、記します。
①残った鶏ガラスープで、朝食は「うどん」。冷凍さぬきうどんを投入して頂きました。卵と三つ葉をトッピングした「秋田の比内地鶏出汁うどん」の深い味わい。翌日も琥珀色の出汁。朝からエネルギーチャージ完了できました。
朝でドタバタ、「秋田の比内地鶏出汁うどん」を撮れなかったのが、後悔です。
続いて、ランチです。
②残った鶏ガラについた鶏肉で、昼食は「比内地鶏のサラダ風トースト」。最後に残った鶏肉を骨から剥がして、すこーしマヨネーズを足し、キュウリと和える。
骨に、まとわりついた鶏肉、サラダ風の和え物にしても、いつもの味とは一味違って旨味こっくり。是非、お試し下さい。
余すことなく、無駄なく、最後まで【きりたんぽ鍋セット】を食べ尽くしました。心ゆくまで満足です。
まとめ
今回は、【秋田県きりたんぽ鍋】について、榎食品の実食レポートを記しました。
私同様、きりたんぽ鍋の取り寄せが初めての方が、選ぶ時の参考になれば幸いです。
【榎食品の公式サイト】榎食品の公式サイトから「ご注文」クリックすると、自動的に《全国の地方新聞社厳選サイト・お取り寄せサイト【47CLUB】》へ飛びます。
公式サイトの他、Yahoo!ショッピング【榎食品の本格きりたんぽ鍋が買えるページ】でも購入可能でした。
東北は秋田県が誇る「きりたんぽ鍋」。寒い夜に身体の芯から温まりました。ご当地を訪れた気分で、ほっこり楽しんでみませんか?
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